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Webマーケティングの基礎知識『KPIとKGIを設定しよう』

ホームページのゴールと評価指数を決めよう

御社のサイト(Web広告)の目標は漠然としていませんか?
売り上げを上げたい。PV数を上げたい。
フワフワとした目標はあっても、しっかりと数字に表せる最終目標や、それに至るまでのプロセスを計る指標は、立てているでしょうか。

サイトの最終目標と、それに至るまでの中間目標、それがKGIとKPIです。

KGI(重要目標達成指標)

事業での最終的な目標。
“2016年に売上を1千万あげる”などがKGIとなります。

KPI(重要業績評価指標)

事業での中間目標。
KGIを”年間1千万の売上をあげる”とした上の例にすると、「月に100万円の新規契約」「月の問い合わせを50件」「月の訪問を20件」などがKPIとなります。

KGIを設定する

まずはWeb広告全体の目標(KGI)を設定しましょう。
一番簡単なKGIは、サイト制作や運営にかけた費用を回収するというモノです。
100万円でサイトを作ったとしたら、最終目標は100万円を超える、という単純な計算です。

ですが、コンテンツマーケティングは「売り上げ」という最終目標を果たすことは、基本的にできません。

興味、関心を抱かせるまでが、コンテンツマーケティングの分野であり、購買活動はランディングページや会社の商品購入ページの分野になるのです。

なので、Web全体のKGIを売り上げが最終目標とする場合、コンテンツマーケティングは、Web広告にかけている費用の一部として捉える必要があります。

KPIを設定する

KPIの設定にはサイトの問題点を明確にすることが大切です。
Googleアナリティクス等のサイト解析ツールを用いて、数字を洗い出しましょう。

例えば、セッション数が多いのに、コンバーション率がなければ、そのサイトは売り上げを挙げません。

その場合、コンバーションを促す為にランディングページや商品紹介ページを見直してみましょう。
サイトのKPIをコンバーション率に設定し、効果を計測することで、改善案が正しかったかどうかが見て取れます。

逆にコンバーション率は高いのに、セッション数が少ないのであれば、コンテンツマーケティングが大きく効果を発揮します。
SEOにも強く、SNSでの拡散も期待できるため、多くのユーザーを取り込むことができます。

最後に

サイト(Web広告)は作って終わりではありません。
100万円かけて作れば、半永久的に利益を生むような都合のいいツールではないのです。
サイトで利益を生むためには、明確なKGIの下で、日々のKPIの分析と把握が重要なのです。

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